国立精神・神経医療研究センター病院

「光トポグラフィー検査講習会」到達目標

1.光トポグラフィー検査を理解している
 1.1. 保険収載の検査であることを理解している
  □ 1.1.1. 適応・施設基準を理解している   
  □ 1.1.2. 「鑑別診断補助」の意義を十分理解している
  □ 1.1.3. 精神疾患への応用の現状を理解している
 1.2. 光トポグラフィー検査の原理の基本を理解している
  □ 1.2.1. NIRSの長所と短所を理解している
  □ 1.2.2. 原理的な制約を理解している
  □ 1.2.3. 生体計測における位置づけを理解している
2.光トポグラフィー検査が実施できる
 2.1. 光トポグラフィー検査の装置を操作できる
  □ 2.1.1. 測定プローブを正しく装着し、装着の具合を確認し、修正できる
  □ 2.1.2. ノイズやアーチファクトを同定し、その原因を理解し、低減の対策ができる
  □ 2.1.3. 検査に必要な一連の操作ができる
 2.2. 保険適応の検査を実施できる
  □ 2.2.1. 検査全体の流れを理解している
  □ 2.2.2. 検査法と注意点について、被検者にわかりやすく説明できる
  □ 2.2.3. 一人で一連の検査が実施できる
3.光トポグラフィー検査のデータを判断できる
 3.1. データのさまざまな表示法を理解している
  □ 3.1.1. スムージング処理を理解している
  □ 3.1.2. ベースライン補正を理解している
  □ 3.1.3. 平均波形表示を理解している  3.2. ノイズやアーチファクトを判断できる
  □ 3.2.1. ノイズやアーチファクトの可能性に気づける
  □ 3.2.2. その可能性を検討する方法を理解している
  □ 3.2.3. その判断にもとづいてデータを除外できる
 3.3. データ判定の流れを理解している
  □ 3.3.1.データ判定のアルゴリズムを理解し実施できる
  □ 3.3.2. それを視察により補う方法を理解し実施できる
  □ 3.3.3. データ判定の意味を正しく理解している
4.光トポグラフィー検査の診療における利用の留意点を理解している
 4.1. 検査を受ける患者への配慮を理解している
  □ 4.1.1. 検査希望の背景や頻度の多い誤解を理解している
  □ 4.1.2. 「鑑別診断補助」の意味を正しく患者に説明できる
  □ 4.1.3. データ判定の意味を誤解なく患者に説明できる
 4.2. 検査の記録についての配慮を理解している
  □ 4.2.1. 検査の記録の必要性や書類を理解している
  □ 4.2.2. 検査記録における注意点を理解し実行できる
  □ 4.2.3. 検査記録の想定外の利用可能性を理解している
 4.3. 本検査が精神医療にもたらすものを理解している
  □ 4.3.1. 医療における臨床検査の位置づけを理解している
  □ 4.3.2. 患者・家族の検査の受け止めを理解している
  □ 4.3.3. 今後の発展方向性や他の検査の将来を見通せる