この講習会は国立精神・神経医療研究センターが実施している所定の研修になります。

オンデマンド配信を開始いたしました

オンデマンド配信期間:令和6年9月9日(月)~令和6年11月11日(月)
※受講者の方は、“オンデマンド配信はこちら”から進み、視聴用パスワードを入力し、ご受講ください。

視聴用パスワードに関するお知らせ

9月6日(金)にオンデマンド配信に関するご案内を2通、登録メールアドレス宛にお送りしました。
(件名:「【2024年度光トポグラフィー検査講習会】オンデマンド配信ご視聴に関するご案内」・「パスワードのご案内」の2通)
受信トレイにてメールを確認いただけない場合は、迷惑メールフォルダも併せて確認ください。
ご案内メール2通を未受信の場合は、事務局宛にメールでお問合わせください。
(お問合わせ先:上部メニューの「お問合わせ」より問い合わせ先のメールアドレスをご確認ください。)

講義内容

光トポグラフィー検査に関する講義と測定・判読実習

目的

本講習会は光トポグラフィー検査を精神疾患の鑑別に利用する医師・臨床検査技師等に、その知識・情報・ 所見を提供し、光トポグラフィー検査を用いた精神疾患診断支援の手法の普及・促進を図ることを目的としています。このことを通じて、精神疾患についての医療をより発展させ、精神疾患患者の医療・福祉に資することを目指しています。

対象者

光トポグラフィー検査を取り入れた(または取り入れる予定のある)施設の医師・臨床検査技師・看護師の方等

講習形式・講習期間

講義箇所はオンデマンド形式とし、実技は感染対策を実施しながらオンサイトでの実習形式とします。

オンデマンド配信期間: 2024年9月9日(月)午後から2024年11月11日(月)

オンサイト実習: 2024年11月10日(日) 10:30~15:30

修了について

修了要件は、講義(オンデマンド)と実習(オンサイト)の両方の受講となります。
修了証はオンサイト実習終了時に名札と引き換えにお渡しします。

オンサイト実習にあたって

実習で使用する機器は、希望のメーカーの機器とならない可能性があります。

募集人数

18名程度(先着順)

受講料

30,000

オンサイト実習開催会場

申し込みから受講までの流れ(フロー)について

受講の流れをご確認ください。

令和6年度(2024年度のお申し込み)について(申し込み終了)

募集期間(予定)

2024年 

7月 8日(月) 13:00 受付開始 ~

8月26日(月) 13:00 受付終了

申し込み方法

上記募集期間中、本ホームページに「申し込みをする」ボタンが表示されます。
※定員に達した場合には、期間内でも募集を終了いたします。

当日の荷物について

貴重品は必ずご自身のお手元に保管ください。大きなお荷物の保管は実習会場と同フロアの控室をご利用いただくことも可能です。実習中、控室は施錠いたしますが、紛失等において主催者では一切の責任を負いませんので、ご心配な場合はすべての荷物を実習会場へお持ちください。

当日の昼食について

昼食休憩時間を設けております。
ご持参いただくか、当施設内売店(ローソン)をご利用ください。売店へはスタッフがご案内します。

写真での記録について

オンサイト実習中はスタッフが実習風景を写真に記録いたします。写真は個人を特定できないように加工の上、今後の講習会開催の告知や、ホームページ等に掲載する可能性があります。

令和6年度のお申し込みは終了いたしました。


光トポグラフィー検査講習会の様子

2023年度(令和5年度)

感想

医師

典型例だけでなく、アーチファクトが多いケースなど、臨床で困りそうな場面で役に立つケースを多く提示していただき、非常に勉強になりました。

医師

オンデマンドで何度も見返せることが良かった。NIRS検査の取り方の指導が丁寧だった。


光トポグラフィー・近赤外分光法(Near-infrared Spectroscopy: NIRS)とは

近赤外分光法(Near-infrared Spectroscopy: NIRS)は近赤外光を用いた分析法です。光を使用しているため対象をそのまま計測できるという利点があり、成分分析装置として工業分野で発展してきました。

生体への応用は1977年、Jöbsisが脳のヘモグロビン(Hemoglobin: Hb)濃度測定を初めて報告し、以後、生体計測装置としても発展しました。生体検査において非侵襲的に検査ができる点がNIRSの最大の強みです。

現在の機器では深部の脳機能計測ができないことや、Hb濃度の相対的変化量しか計測できないなど、不得意な面はあるものの、利点を活かすことで医療の分野においても臨床応用されています。精神科分野では1996年に初めて研究が報告され、2000年代以降は精神科での研究が盛んに行われました。精神科診断の鑑別補助検査の有用性が評価されて2009年に先進医療に承認されました。先進医療を経て2014年には保険適用され、現在は保険診療抑うつ症状の鑑別補助検査として実際の臨床で活躍しています。

保険診療における施設基準の一つにある研修をNCNPで実施しています。NIRS検査講習会では知識の習得に加えて、計測実習、判読実習を行うことでNIRSを正しく臨床応用していけるよう支援しています。


お知らせ

  • オンデマンド配信を開始いたしました
    【2024年度講習会受講者向けのお知らせ】 オンデマンド配信期間:令和6年9月9日(月)~令和6年11月11日(月) ・オンデマンド講義動画視聴に関するご案内9月6日(金)にオンデマンド配信に関するご案内を2通、登録メー […]
  • 令和6年度光トポグラフィー検査講習会(受付終了)
    令和6年度の光トポグラフィー講習会の受付を開始しております。みなさまのご参加をお待ちしております。 募集期間:令和6年7月8日(月)13:00~令和6年8月26日(月)13:00
  • 令和5年度の光トポグラフィー講習会は終了しました
    令和5年度は、令和4年度に続き、オンデマント形式の講義とオンサイト実習の、ハイブリッド形式で実施いたしました。 多数のご参加、ありがとうございました。

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